しかし東邦化成の技術により、メタルとフィルムを積層することで、軽量化・帯電防止・帯蝕性を持たせ、一定の強度を持ち様々な形状に加工する事が可能になりました。
お客様のかかえている問題を私たちがどう解決できるか。私たちの持つノウハウをいかに、役立てられるか。
開発には数千万の開発費用、投資が必要となります。
しかし、コストはかけれません。
なるべく社内にある素材を使って、最低限のコストで開発を行っていきました。
失敗の繰り返し。
世の中にある装置を作るのではありません。
今までに無い新たな素材を作らなければなりません。
様々な試行錯誤のうえ、カタチになるまでに半年かかりました。
現在も用途開発中です。
当社には、成型加工、ラミネート、コーティングなどふっ素に関するあらゆる研究部署が揃っています。
それぞれの部門で開発技術の専門家が在籍しています。
部分的な研究ではなく、ふっ素と「芯材」に関するあらゆるノウハウが社内に蓄積されており、そのため総合的な素材開発から製品化までを社内で一貫的に研究開発できるという強さがあります。
きさらの場合は、耐薬品性の高い洗浄用穴あきバスケット・乾燥トレイのほか、高温に耐え離型性の高い容器やパットなど、用途に応じてご希望の形状に製造加工することができます。
既に試作品レベルの開発ラインは整っており、現在大量生産用設備も整いつつあります。
世の中には、成功した事例ばかりが体験談として公表されています。
しかし、私が欲しいのは失敗談です。
この素材とこの素材を融合したが、思いどおりにならない。この情報が実に大切だと思っています。
世の中には、成功した例よりも失敗の方がはるかに多いです。
お客さんが一番、何に困っているのか、こうやってみたいけど失敗したと話をたくさん頂ければ、何かふっ素で問題解決できることがあるのではないかと思っています。
常にチャレンジすること。
常に視点を変えて、発想すること。
これが今までの私の開発人生の原点であると実感しました。
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